亡き父との出会い
2009年 04月 24日
11年近く難病でいた亡父。最後の3年半は亡父にとっても厳しい時間であった。世界中を駆け巡っていた男が、寝たきり。気道を確保のために喉に穴があいているのでしゃべれない。
チューブで栄養を取っていた。
また下の世話も家族にと。ダンディであった亡父がこうなるとは! 頑固なところもあったが、ここまでされなくてもと思った。
このようなケースの場合は、過去世において、ある時期に捕虜を扱っていたことがあることもある。
何れにしても厳しい修行であった。
さて通夜というものがあるが、最近はその意味が忘れられているようである。 これは家族が別れを惜しむということもあるが、肉体から魂が抜け出るのに24時間ほどかかるのである。
それを確認してから埋葬するのである。
肉体と魂をつなぐシルバーコードという銀色の線が切れると完全に肉体からテイクオフする。
そうでない状態で火葬にしてしまうと、生きている時と同じ感覚が魂に伝わる。これは大変なことになる。
四十九日にも意味がある。最近は遺族の都合で、早く終わられるが、これはこちらの都合であるものではない。
死者がまだ地上に心残りがあるのを解消させる時間である。 お世話になった方へのお礼に行くこともある。
家族の枕元に立つこともある。
そして、四十九日にいよいよあの世への旅立ちの時が来たと伝えるのが、本来の意味である。
引導を渡すとは、まさにことのことである。
さて父の場合は、大変な闘病生活をした名残がまだあったようで、亡くなってからもあちらの病院にいた。
霊人となっても、地上の意識が抜けないと、地上と同じような生活をする。
ここで亡父は、霊界の病院で母と面談をしていた。 「お世話になった。君に介護してもらって大変嬉しかった。ありがとう。」と母に話すと、母は感涙していて言葉も出ない。
また「一ヶ月後ぐらいに退院出来ると思う。」と亡父は話していた。
母は、なか頑固で霊的なことを認めない。しかし守護霊は分かっているのである。
おかしなものである。
さて、父が亡くなって三ヶ月後、私はあちらのパーティへ招待された。何のパーティかと言えば、父の帰天復活を祝っての会である。
私の知らない顔が沢山いた。 おそらく生前、父と付き合いがあり、先に他界している方たちである。
白い洋室で皆が待っていると、「今晩は。只今戻りました。」と青いスーツに身を固めた二十七歳ぐらいの青年が入ってきた。 それは父である。 あちらの世では、自分の好む姿に変身出来てしまう。
私は「元に戻れて良かったね!」と父を祝福して戻ってきた。
そして、また時間がたった。初盆の季節になった。 霊界で家族で会うことになった。とはいえ、それを理解しているのは私だけである。 今回の父は、彼が一番乗っていた五十代の頃の姿になっていた。
当時は白いスーツや靴にはまっていたが、この再会の時には、その装束で現れた。
霊界に慣れてきたようである。 それで、最後は記念写真を撮ろうということになった。父もライカ大好きであった。
また、相続の問題が起きた。母と私は介護をしていたが、介護をしていない兄と姉が暴れてくれた。
その時も霊界から見守る父は、何ともいえない渋い顔をしていた。「困ったね。しっかり後のことを考えておいてくれないからこうなったね。」と私はチクリと言ってみた。父は無言でいた。生前と同じである。困ったときに沈黙しているのである。
相続は二年半を経過して奇跡的な結末を迎えた。 父も胸をなで下ろしているであろう。
死という文字は厳しい感覚を与えるが、死とは本来の世界に帰ることである。天に帰るめでたい日でもある。
ただ地獄へ行く人が増えているのも事実で、めでたくない方もある。
現在は女性が地獄へ行く割合が増えてしまった。女性本来の意味を忘れて、男性と張り合っているような女性は地獄へ行く可能性が高い。
女性には尊い使命がある。それは子孫を残すことである。これは何を意味しているというと単に種族保存ということではない。 輪廻転生のシステムを支えることになるのである。 これは、本当に尊いことである。
その意味を忘れて女性解放運動などして男性と張り合うと、男性の魂の一番下になってしまう。
男性が魂を磨いてきた歴史があり、それは長い年月をかけているのである。
それを知らないでいる女性は哀れである。
女性でも特殊な使命を持って、地上に生まれてくる方もあるが、それは極めて一部の方である。
ヘレン・ケラー、ジャンヌ・ダルクなどもそうである。
チューブで栄養を取っていた。
また下の世話も家族にと。ダンディであった亡父がこうなるとは! 頑固なところもあったが、ここまでされなくてもと思った。
このようなケースの場合は、過去世において、ある時期に捕虜を扱っていたことがあることもある。
何れにしても厳しい修行であった。
さて通夜というものがあるが、最近はその意味が忘れられているようである。 これは家族が別れを惜しむということもあるが、肉体から魂が抜け出るのに24時間ほどかかるのである。
それを確認してから埋葬するのである。
肉体と魂をつなぐシルバーコードという銀色の線が切れると完全に肉体からテイクオフする。
そうでない状態で火葬にしてしまうと、生きている時と同じ感覚が魂に伝わる。これは大変なことになる。
四十九日にも意味がある。最近は遺族の都合で、早く終わられるが、これはこちらの都合であるものではない。
死者がまだ地上に心残りがあるのを解消させる時間である。 お世話になった方へのお礼に行くこともある。
家族の枕元に立つこともある。
そして、四十九日にいよいよあの世への旅立ちの時が来たと伝えるのが、本来の意味である。
引導を渡すとは、まさにことのことである。
さて父の場合は、大変な闘病生活をした名残がまだあったようで、亡くなってからもあちらの病院にいた。
霊人となっても、地上の意識が抜けないと、地上と同じような生活をする。
ここで亡父は、霊界の病院で母と面談をしていた。 「お世話になった。君に介護してもらって大変嬉しかった。ありがとう。」と母に話すと、母は感涙していて言葉も出ない。
また「一ヶ月後ぐらいに退院出来ると思う。」と亡父は話していた。
母は、なか頑固で霊的なことを認めない。しかし守護霊は分かっているのである。
おかしなものである。
さて、父が亡くなって三ヶ月後、私はあちらのパーティへ招待された。何のパーティかと言えば、父の帰天復活を祝っての会である。
私の知らない顔が沢山いた。 おそらく生前、父と付き合いがあり、先に他界している方たちである。
白い洋室で皆が待っていると、「今晩は。只今戻りました。」と青いスーツに身を固めた二十七歳ぐらいの青年が入ってきた。 それは父である。 あちらの世では、自分の好む姿に変身出来てしまう。
私は「元に戻れて良かったね!」と父を祝福して戻ってきた。
そして、また時間がたった。初盆の季節になった。 霊界で家族で会うことになった。とはいえ、それを理解しているのは私だけである。 今回の父は、彼が一番乗っていた五十代の頃の姿になっていた。
当時は白いスーツや靴にはまっていたが、この再会の時には、その装束で現れた。
霊界に慣れてきたようである。 それで、最後は記念写真を撮ろうということになった。父もライカ大好きであった。
また、相続の問題が起きた。母と私は介護をしていたが、介護をしていない兄と姉が暴れてくれた。
その時も霊界から見守る父は、何ともいえない渋い顔をしていた。「困ったね。しっかり後のことを考えておいてくれないからこうなったね。」と私はチクリと言ってみた。父は無言でいた。生前と同じである。困ったときに沈黙しているのである。
相続は二年半を経過して奇跡的な結末を迎えた。 父も胸をなで下ろしているであろう。
死という文字は厳しい感覚を与えるが、死とは本来の世界に帰ることである。天に帰るめでたい日でもある。
ただ地獄へ行く人が増えているのも事実で、めでたくない方もある。
現在は女性が地獄へ行く割合が増えてしまった。女性本来の意味を忘れて、男性と張り合っているような女性は地獄へ行く可能性が高い。
女性には尊い使命がある。それは子孫を残すことである。これは何を意味しているというと単に種族保存ということではない。 輪廻転生のシステムを支えることになるのである。 これは、本当に尊いことである。
その意味を忘れて女性解放運動などして男性と張り合うと、男性の魂の一番下になってしまう。
男性が魂を磨いてきた歴史があり、それは長い年月をかけているのである。
それを知らないでいる女性は哀れである。
女性でも特殊な使命を持って、地上に生まれてくる方もあるが、それは極めて一部の方である。
ヘレン・ケラー、ジャンヌ・ダルクなどもそうである。
by thoth777
| 2009-04-24 23:32